18.寝る前にすることは?
寝つきの悪い人は、日中仕事をばりばりこなす人とか、
パソコンの画面をのぞき続けている人に多いようです。
物事に集中する人は自律神経が張りつめていて
布団に入っても興奮状態にあり、なかなか寝つくことができません。
特に几帳面な人は、ここで「眠ろう」と頑張ってしまい
逆にもっと覚醒してしまうのです。
集中型の人は、仕事を終えたあとはできるだけ分散型になることです。
分散型は物事を深く考えず、のらりくらりな感じで過ごすことです。
いっけん無駄な時間と思いがちですが、
こうした時間を持つことが、スムーズな眠りに入るために必要なことです。
神経を張ったままで、
深夜まで働き続けると緊張の糸がきれて倒れることもあります。
じゃあ、具体的に何をするのかといえば、
自分がリラックスできる時間をつくることです。
読書、入浴、音楽など、
自分がいちばんゆったりできることを眠る前に行うことなのです。