19.眠るための食事法
日本人の食生活の変化は、
菜類から肉卵の動物性タンパク質の食物に変化してきました。
夕食後にスナック菓子などの油物は肥満の原因になることは、
みなさんも良くご存知だと思います。
そして、肉・揚げ物・炒め物などは消化するまでに4時間ほどかかるのです。
夜9時に夕食を食べると、消化は夜中の1時ということになります。
それは布団に入ってからも、働いている臓器があるということで、
これでは深い眠りをえ得ることはできません。
こうした夜遅くの食事は、できるだけ消化のよいものを選び、
腹八分目にしておくことが大事です。
ただし、すごく空腹状態では逆に交感神経が張りつめたままですから
寝つけないことがあります。
特にダイエットで夕食を抜き、神経が高ぶり睡眠時間もとれず
体調をくずすことは最悪な状態で、
病気になってから後悔するでは遅すぎます。
しかし深夜勤務や受験勉強などの場合もありますから、
そんな時は夜食にはバナナ・ヨーグルト・おかゆなど
消化が良くてカロリーの少ないものおすすめします。