22.入浴と就寝時間
睡眠中の体温は朝起きる少し前から上昇しつづけ、
夕方から夜がピークになります。
その後ゆっくり下がり明け方が最低という変化をみせます。
睡眠中は体温が起きている時よりも低いことが通常です。
ですから眠くなるのは体温が低下している状態が良いのです。
そして、入浴時はぬるめのお風呂にゆっくり入り
身体の芯を暖めることが理想です。
その後すぐに布団に入ってしまうと、寝つかれないのではないかと
思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
人の体温は、上がると身体は上がった体温を下げようとします。
しかも夜は体温が下がる時間帯ですから急激に体温がさがるようになります。
そのタイミングを逃がさないようにすると、
気持ちよく寝つくことができるのです。
それはお風呂から上がって15分〜30分位で、
ちょうど身体を拭いて着替えが終わり一息ついたところという時間です。
お風呂から上がった後に、ついついテレビやインターネットとかを
始めてしまう生活習慣を少し改めてみることで、
気持ちのよい眠りが得られます。