53.病気による不眠症/無呼吸症候群
寝ている間に何度か呼吸が止まってしまうことを
「睡眠時無呼吸症候群」と呼びます。
10秒以上の無呼吸状態が1時間に5回以上ある場合、
この病気の可能性があります。
症状はいびきが大きくなって、
しばらく停止してまた始まるというサイクルです。
このしばらく停止している時が無呼吸なのです。
この病気は上気道が肥満等で塞がれてしまうことで
息ができなくなり、脳に酸素がいかなくなります。
眠りは非常に不安定になり、
ノンレム睡眠が激減してしまうことで
昼間突然の睡魔に襲われます。
例えば運転中に寝てしまい
事故を起こしてしまうことも多くあります。
症状が軽いものならマウスピースなどで
改善することもありますが、
いずれにしても医師と相談して適切な治療をしましょう。