29.コーヒーは睡眠に悪いのか
コーヒーに含まれているカフェインは大脳を刺激して、
感覚、思考、連想力を高める働きがあります。
ただし、あまり大量に摂取すると、
精神不安定や脈拍の不整などの症状がでる場合もあります。
カフェインは心臓の働きを良くしたり脳の血管を収縮させるので、
頭痛にも有効とされています。
また利尿作用もあり疲労を少なくする作用もあります。
例えば、コーヒーを1杯飲むと、
だいたい15分以内に血液中のアドレナリン量が増え、
血糖が増加し、神経が覚醒します。
朝、起き抜けのコーヒーは目を覚まさせるには良い飲み物なのです。
でも夜の睡眠前はコーヒーを飲むことで一種の興奮状態になり、
眠れなくなります。
カフェインの効果は一度摂取すると、
約4時間続きますので気をつけなければなりません。
また、カフェインといえば真っ先にコーヒーを思い浮かべるでしょうが、
玉露茶、紅茶、コーヒー、ウーロン茶、コーラ、番茶、煎茶の
順のカフェイン量になります。
もちろん、カフェインが少ないからといって
番茶などをがぶがぶ大量に飲んだら、
摂取量は同じとなりますので気をつけましょう。