36.睡眠途中で起きてしまう人
夜中に目が覚めてしまったり、
そのあと眠れなかったりする人は睡眠による疲れが取れず、
体調を崩しがちになります。
眠りに入る時は問題がないが、途中で目が覚めてしまう。
一晩で何度も目覚めてしまう人は、生活習慣に問題がある場合があります。
例えば、寝る前にカフェインをとってしまうと、
寝た後にカフェインが効いてきますので眠りが浅くなります。
そうすると、ふとしたきっかけで目が覚めてしまうことになります。
また、寝る前のアルコールも最初の3〜4時間で眠りが浅くなり、
中途覚醒とレム睡眠が増えるようになります。
特に寝酒などは、毎日の習慣にしている人も多くいますので、
もういちど生活習慣を見直すことが必要です。前述した体内時計についても、
毎日あまり不規則な生活をしていると、
いくら朝日を浴びてもリセット効果がなくなってしまいます。
毎日の生活習慣(寝起き時間、食事時間、労働時間)などは、
できるだけルール化して習慣化できることが理想です。
特に朝食を決まった時間に食べることは大切です。
また、寝る前に水分を摂ることも注意してください。
寝ている間に人は発汗しますので水分補給は必要ですが、
摂りすぎることで夜中にトイレに起きてしまうことになるので、
気をつけてください。