3.8時間睡眠は理想の睡眠時間なの?
人はなぜ眠るのでしょうか。
人間の脳は神経細胞のかたまりであり、
日中はすごい勢いで働いています。
脳は動かし続けていると、車のエンジンと同様にヒートアップして
能力が出せなくなってきます。
そこで睡眠をとることによって、
体温を下げて脳もクールダウンするのです。
また睡眠は、身体の代謝機能を整えたり、
免疫力を高めたりする働きもあります。
肌荒れがしやすい人、風邪を引きやすい人は
睡眠時間が充分でないのが原因であったりします。
このように、睡眠は脳と身体をリフレッシュするために
欠くことのできないものなのです。
さて、良い睡眠とはどういうことでしょう。
それをひとことで言えば、
身も心もリフレッシュできる眠りということです。
それには深い眠りがどれくらい取れるかが重要になってきます。
それは寝入りばなの3時間がとても大切になり、
睡眠はそこから明け方に向かって次第に浅くなり、
そこで目覚めるとすっきり起きることができます。
よく睡眠時間は8時間とるのが良い、
と聞きますが、それはあくまでも通説であり、
あまり根拠の無い数字であると最近では言われています。
つまり、自分の睡眠時間を無理に8時間に合わせる必要はなく、
寝入りばなの3時間を大事にして
自分に合った睡眠時間を見つけることが大事なのです。